内村光良と共演のゲストが亡くなる事故発生！打ち切りの番組とは？

ウッチャンナンチャンの内村光良さんは、過去に共演したゲストが亡くなる現場にいあわせていたことがあります。

当時、社会問題となって共演していた番組は人気絶頂のさなか打ち切りとなりました。

そのゲストとはいったい誰なのでしょうか。

この記事は以下のテーマで、進めていきます。

それでは、見てきましょう。

内村光良と共演の亡くなったゲストは誰？

内村光良さんは、ある番組でゲストが亡くなる現場で共演していました。

それは、ウォン・カークイさんです。

この事故が発生したのは、1993年6月24日のこと。

内村光良さんはウォン・カークイさんと転落事故に遭うことになります。

ところで亡くなったウォン・カークイさんとは、どんなゲストだったのでしょうか。

亡くなったゲストはウォン・カークイ

内村光良との共演で亡くなったゲストは黄家駒（ウォン・カークイ）さんです。(写真の一番右)

香港で人気絶頂のロックバンド「BEYOND」のリーダーでもありました。

なぜ彼が、ウッチャンと共演することになったのでしょうか。

それは、BEYONDが香港から日本に進出するための重要な時期だったからです。

黄家駒さんは、プロモーションを兼ねて日本のTV番組に出演したと考えられます。

いまでこそドラマに出演している俳優が、宣伝を兼ねて出演することがありますよね。

黄家駒はミュージシャンですけれど、お笑い番組にゲストとして出演しました。

では、黄家駒さんはどのような状況で亡くなってしまったのでしょうか。

どんな状況で亡くなったのか

1993年6月24日に発生した事故で、内村光良とゲストの黄家駒（ウォン・カークイ）さんは、

フジテレビ第四スタジオに設置された巨大なセットの上で、ある挑戦を行っていました。

ある挑戦とは、水槽に設けられた橋の上にぶらさがった宝をとるゲームでした。

事故発生当時はセットの床は水浸しの状態で、転落した先にはマットなどが敷かれていなかったと言われています。

そして、黄家駒さんと内村光良さんは足をすべらせました。

ふたりは約3メートルの高さから転落し、内村さんは軽傷で済みました。

内村さんは「ベリっと音がしたと思ったら、気づいたら転落していた。」とのちに振り返っています。

ところが黄家駒さんは、セットから足を滑らせて転落して頭部を強打。

重体（急性硬膜下出血、頭蓋骨骨折、脳挫傷）となって、東京女子医科大学病院に搬送される事故が発生してしまったのです。

それから、黄家駒さんは事故から数日後の6月30日に亡くなりました。

なぜこのような事故は起こってしまったのでしょうか。

考えられるのは、当時の時代背景もあったと考えられます。

90年代も日本はバブル景気だったので、大掛かりな仕掛けやセットは当たり前の時代でした。

なので番組の内容も、お金もかかっていました。イケイケの時代です。

と言いたいところですが、1993年はすでにバブル景気は終わりを迎えていました。

当然、予算削減を考えなければいけません。

その結果、セットの強度を考慮できなかった可能性も否定できませんよね。

そのあとこの番組は、どうなったのか気になりますよね。

内村光良が出演した打ち切りになった番組

内村光良さんが出演していたのは『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！』という番組でした。

黄家駒さんの事故を受けて、フジテレビは1993年7月1日に記者会見を開き、番組の打ち切りを正式に発表しました。

この番組は、内村光良と南原清隆が出演する人気バラエティ番組で、1990年から放送されていました。

死亡事故が起こったのは、1993年なので「わずか3年弱」で終了になります。

ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！には人気のコーナーがありました。

人気コーナー「やるやらクエストII」で事故

『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！』の人気コーナーは「やるやらクエストII」です。

死亡事故は、この人気コーナーの収録中に発生しました。

どのような内容かは、動画の方がわかりやすいと思います。特に5分55秒あたり。

やるやらクエストIIとは
ゲストを呼んで、セット上のミッションをクリアしていく内容。要するにドラゴンクエストのパロディです。

この『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！』はTV番組史上、唯一の死亡事故が起きた番組となるのです。

ここまでで、問題がいかに大きかったかが伝わったかと思います。

ところで、ウッチャンナンチャンはその後どうなったのか気になりますよね。

内村光良はその後どうなった？

画像では「8日ぶり」とありますが、当時は引退するところまで発展していました。

なぜなら、世論がウッチャンナンチャンに責任の矛先が向いたからです。

しかし、遺族や所属していたバンドメンバーから「引退しないでくれ」と引き留められたというのです。

黄家駒さんの死亡事故は、ウッチャンナンチャンにとっても避けられなかった大きなショックです。

後のラジオ番組で内村さんは「彼の分まで頑張っていきたい」と涙ながらに語っています。

いま人気バラエティーで活躍する、ウッチャンですがその人気の裏には悲しい事故があったのでした。

まとめ

まとめです。

ウッチャンナンチャンの内村光良は

今の活躍の裏には、悲しい事故があったことを忘れてはいけません。