将棋の元プロ棋士である、「ひふみん」こと加藤一二三さん。
2024年11月21日、将棋の月刊誌で65年も連載をつづけた記録がギネス認定されました。
その記録もすごい!のですが、「ひふみん」の現在が将棋の仙人になったと話題になっています。
ここでは以下のテーマについて取り上げたいと思います。
- 【画像あり】ひふみんの現在は?
- 「ひふみん」のギネス認定はどんな記録?
それでは、詳しく見ていきましょう。
【画像あり】ひふみんの現在は?
2024年は「ひふみん」がプロ棋士デビューしてから70周年を迎えます。
「ひふみん」こと加藤一二三九段は、2017年に敗戦がつづきプロ棋士としての条件をクリアできず残念ながら引退しました。
しかし、将棋界の最高峰といえる「名人」のタイトルを保有していたこともある伝説のお方です。
引退直後は、バラエティー番組などで独特の「ひふみん」節を炸裂。
出演するたび、視聴者を楽しませてくれていました。
最近見ないと思ったら、将棋の解説でも活躍されています。
最近見ないと思ったら将棋の仙人と話題
ひふみん最近見ないなって思ってたらビジュアルがもう将棋仙人にじゃん👶 pic.twitter.com/uGOUIDTjzT
— しゅくん (@ShuSub_12108) June 2, 2024
引退してバラエティー番組にでていたのは2017年ころ。あれから7年が経過しても、将棋への情熱はいまだご健在です。
奥さんは何も言わないの?と気になっているかもしれません。
「ひふみん」の奥様は加藤紀代さん。
今も夫婦で生活していらっしゃるようです。
二人は中学生時代の同級生で、加藤さんがプロ棋士として多忙な日々を送っていた際には、奥様の紀代さんがノートを届けるなどして長年「ひふみん」を支えていました。
「ひふみん」は将棋の引退を余儀なくされた際も、恒例の対局の感想戦をせず真っ先に家族に報告したそうです。
ふたりは固い絆で結ばれていると考えられます。
奥様がひふみんの性格を一番知っているはずです。今更、何も言わないのでしょう。
ひふみんが引退したころと比較
引退直後のバラエティーに出演されていたのは、2017年です。あの「徹子の部屋」にも出演されていました。
2017年は、「ひふみん」が77歳です。
あれから6年がたった、2023年ころはどうだったのでしょうか。「ひふみん」83歳。
ちょっとずつ、将棋仙人に近づいている様子がうかがえますよね。
2023年の番組で「将棋をやめたいと思ったことがあるか?」の問いに、「ない」と回答しているところです。
将棋の世界は負ければ、容赦なく引退の厳しい世界です。
その厳しい世界で、将棋をやめたいと思ったことがない。まちがいなく将棋の仙人です。
ところで、「ひふみん」がギネス認定された記録はどのような内容なのでしょうか。
「ひふみん」のギネス認定はどんな記録?
「ひふみん」がギネス認定された記録は、同じ雑誌にパズルの出題をしつづけた最長年数です。
パズルといっても、詰将棋といわれる将棋の問題です。19歳のころから連載をつづけていることになります。
つまり、プロ棋士として現役のときから引退してからも、休まずに65年ものあいだ出題しつづけたということです。
特に現役のときは大変だったと思います。それでも継続していたのは、将棋が好きだからでしょうね。
ところで、どんな雑誌に連載し続けたのか気になりませんか。
JAグループの月刊誌「家の光」とは
「ひふみん」が詰将棋の問題を出題している雑誌はこちらです。
JAグループの月刊誌「家の光」は、主に農村地域に住む家庭向けの雑誌です。
一般の本屋さんでは販売されていません。手に入れるためには、
公式サイトから定期購読の申し込みが必要です。申し込んだ後は、郵便での配送が行われます。
もしくは、JAの窓口でも購入することができます。
対象とする読者は、50~60代の農業をしている女性だそうです。ちょっと渋いですね。
そもそもギネスはどうやって認定されるの
ギネス世界記録の公式サイトで申請する流れとなっているようです。
このページには「4万7千以上の記録の中から更新したい記録タイトルを探す」とあります。
これだけでも大変な作業になりそうですね。
申請には、
- 氏名
- 住所
- 挑戦する記録内容
- 挑戦方法
- 理由
- 挑戦日
などの情報を入力します。
個人申請には無料サービスと有料の優先サービスがあり、優先サービスを利用すると早く返答が得られるとのことです。
加藤一二三さん(ひふみん)のケースはどうだったのでしょうか。
ギネス世界記録に認定されるためには、連載の歴史や内容を証明する必要がありました。
具体的には、連載の開始日や掲載された作品数(781作品)などの証拠が提出され、審査して認定という流れです。
781作品を12か月で割ると、確かに65年になります。
意外にも認定の結果は、メールで来たのだというのです。なんだか、さっぱりしていますね!
まとめ
まとめです。
「ひふみん」こと加藤一二三(九段)は現在も将棋の解説で活躍!
その裏で、19歳から連載している詰将棋の出題を65年継続。
その継続が、781作品にわたりギネス記録認定される。
と同時に、将棋の仙人へと進化を遂げ話題に。
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